本記事ではVBAで使えるステートメントについてまとめました。
ステートメントとは直訳すると「宣言・提示・文」を意味する言葉です。
コンピュータ業界では「手続き・命令・宣言」を定義したものを指します。
VBAでは変数や定数の名前やデータ型の宣言、関数の呼び出し、オブジェクトの生成や破棄、変数への値の代入、条件の分岐や繰り返しなどの種類があります。
それではステートメントについて一覧表にしたので辞書代わりに使って頂けると幸いです。
ステートメント | 使い方 |
例文 |
Dim 変数名 As データ型 | 変数名と型の定義を宣言 | Dim x As Integer |
Do Until ~ Loop |
セル(1,1)の値が5になるまで処理を繰り返す |
Do Until Cells(1,1).Value=5 処理 Loop |
Do While ~ Loop | セル(1,1)の値が5の間、処理を繰り返す | Do While Cells(1,1).Value=5 処理 Loop |
For ~ Next | iの値が5になるまで処理を繰り返す | For i = 1 to 5 処理 Next |
If ~ Then |
もしiの値が10ならば処理を実行する |
If i=10 then 処理 End if |
Option Explicit | 変数の宣言を強制する | |
Set | xにtestシートの参照を代入 | Set x=Worksheets(“test”) |
Sub ~ End Sub | マクロを開始し終了する | |
With ~ End With | この間[ActiveSheet]を省略する | With ActiveSheet 処理 End With |
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