今回はDeepLearningフレームワークのChainerを使った小ネタについて紹介します!
ピカソが描いた絵の特徴を学習させた後,
同様にして車の特徴を学習させて,ピカソのタッチ(まるでピカソが描いているような感覚)で車を描いてもらうと言うものです.
使った画像ファイルはピカソ「泣く女」と大好きなドイツ車です.
画像出典:
wikipedia
より引用
結果はこうなりました!
車だけでなく,背景もいい感じにピカソっぽい雰囲気になっていて期待以上の結果となりました.
人の画像を使うと面白いですが,かなりグロテスクになってしまうので今回紹介はしません(笑)
ピカソと車の組み合わせは未来感で出ていてお気に入りです.
これが単純な画像合成でない事は驚くべき事で,世界が別次元に行ってしまったかのような技術の進歩を感じます.
素人目では本当にピカソが描いたように見えてしまう.これがAIの凄みかと思います.
今後色々な分野で流行っていくことも間違いないでしょう.
今の時代,色々なソースはインターネット上で溢れてますので,少し勉強すれば誰でも人工知能を作ることができます.特にソニーのNeural Network Consoleは凄いです.プログラムの知識がなくても人工知能を作るだけなら誰でもすぐにできます.(自由自在に応用するにはハードルが高い)
人工知能(AI)を実現するディープラーニング(深層学習)の 統合開発環境Neural Network Consoleを公開
これから小学校でもプログラミングが必須科目になる時代も近づき,この機会に一度人工知能で遊んでみてはいかがですか?
車の学習に使った画像はこれです.以上で紹介は終わりです.
ちなみに人工知能については本2冊ほど読めば大雑把には理解できますし,本ブログではもう少し初心者でも分かるような小ネタを紹介していく予定ですので乞うご期待下さい.
オススメする2冊はこれです!
興味のある方はぜひ一読を.
ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装
今回使用したアルゴリズの詳細を知りたい方はこちらの論文を参考にして下さい.
使用したChainerのダウンロードは下記からできます.
https://github.com/mattya/chainer-gogh
Chainer導入については下記リンクを参考にさせていただきました.