皆さん、人生のバイブル本と聞いて思いつく本は何冊あるでしょうか。
人それぞれ何かしらの悩みや将来への不安を感じながら生きていくのが人間かと思いますが、
本を読むといろいろな考え方や価値観に触れることができ、
その時の悩みや不安を解消してくれたり、やる気・モチベーションを上げてくれますよね。
恥ずかしながら、私は大学・大学院に進学するまで参考書以外の本をほとんど読まず、
本を読む素晴らしさを知るまで時間がかかってしまいましたが、
人生の先輩方の本を読むことで新しい考え方や価値観が得られることを知ってからは
毎月5000円は必ず本の購入に投資するようにしています。
本記事で紹介する本は就活の時期や社会人になった後に読んで考え方や価値観が大きく変わった、
視野を広げてくれた本を紹介します。
もし手に取ったことがない・聞いたことがない本があれば、ぜひ読んで見て下さい。
7つの習慣
マッキンゼー出身の方が紹介してくださった本。
スティーブン・R・コヴィー著のこの本は全世界で販売部数3,000万部売れており、自己啓発本ではトップレベルの販売数を誇っています。
発表年は1990年と同じ年なことは後で気づいたことです。
7つの習慣と聞いて、はじめは7つの毎日やるべきタスクが書かれているのかなと思っていました。
しかし、一度手にとって読んでみるとあっという間にその世界観に引き込まれました。
小手先のテクニック集で短期的な成功を目指すのではなく、人格を変えて長期的に成功することを目指す。
具体例が豊富で子育ての例題もあり、お母さん・お父さんにもオススメの本です。
第一の習慣:主体的である
では決して人のせいにはしない、全て自分に責任があると思うことと書かれています。
私は家庭や職場で怒ったところを見たことがないと言われていますが、これを徹底して意識しているからかもしれません。
第二の習慣:終わりを描くことから始める
は衝撃的でした。自分の葬式を想像し、参列した家族・友達・職場の上司や部下に何を言われたいかが目標になるというもの。
幸せな家庭を築くとか、仕事で出世をしたいとか、スポーツで優勝したいとかではなく死んだ時にどう言われたいかを考える。
ここで決めた最終目標が具体的であればあるほど普段の生活の目標が具体的になり、
さらに、第一の習慣で人のせいにしないという話がでましたが、
目標に関係ないところではイライラしなくなるとことができます。
第三の習慣:優先事項を優先する
優先事項とは第二の習慣で決めた目標のことです。
本当に大事なことを優先していれば、他人にイライラしたりしている時間ももったいないと感じるようになれます。
このように第三の習慣まででも実践できればかなり人生が生きやすく・生きがいを感じながら生活が送れるのではと思います。
9割ほど活字で、ページ数も多くなかなか読み出せない人には
漫画版も発売されているのでどうでしょうか。
さらに、
すでにリーダー的ポジションの方、これからリーダーを目指す方には
7つの習慣の続編である、8つの習慣もぜひ読んでみてください。
私的成功 ⇒ 公的成功 ⇒ 偉大へ
( 7つの習慣 ) ( 第8の習慣 )
のイメージです、私はまだまだ偉大なリーダーになる年代でもないので軽く一回通り読み流した程度ですが、
いち上司としての立場でも読むと得られることは多かったと感じました。
絶対内定
はじめに紹介した「7つの習慣」の第二の習慣で目標を決める際に
この本を読んでいるとより具体的に考えることができます。
就活する前に自分がどんな仕事につきたいか想像もできない人は
この本のフローに沿ってワークをしていけば、見つけることができます。
具体的に一例を挙げると、今までの人生で自分が楽しかったこと、嬉しかったこと、などを書き出して
共通点を探していく作業をしていくイメージです。
特に将来やりたいことを考えていなかった自分に、
実はモノづくりや研究をしている時が一番夢中になれることを教えてくれた本で、
今の仕事・職種で楽しく仕事できているのはこの本のおかげだなとつくづく思います。
頭がよくなる名言100
100の名言の中で特に心を打たれた言葉を紹介します。
親切な行いは、決して失敗することのない投資である。
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(作家/アメリカ)
失敗をすることによって、真実の全体がわかるようになる。
ジークムント・フロイト(精神分析学者/オーストリア)
難しいからやらないのではない。やろうとしていないから難しくなるのだ。
ルキウス・アンナエウス・セネカ(政治家/古代ローマ)
経験は、授業料は高いが、最も良い教師である。
トーマス・カーライル(思想家/イギリス)
問題点は細かく分けてから解決していけば、さして困難なものはなくなる。
ヘンリー・フォード(実業家/アメリカ)
強い圧力の下で磨かれて、ダイヤモンドはできる。同じく人間も困難に磨かれて、光輝く人となる。
トーマス・カーライル(思想家/イギリス)
すべてが失われようとも、まだ未来が残っている。
クリスチャン・ネステル・ボビィー(作家/アメリカ)
じっくり、よく考えろ。しかし、行動する時が来たら、考えるのはやめて、ひたすら進め。
ナポレオン・ボナパルト(軍人/フランス)
本当の知恵というのは、他人から与えられるものではない。それは自分にしかできない旅の後に、自ら発見していかなくてはならないものである。
マルセル・プルースト(作家/フランス)
良いアドバイスを生かすためには、それを他の人にも伝えていくことである。自分の中にとどめておいては、何の役にも立たない。
オスカー・ワイルド(作家/イギリス)
人間が引き起こす問題は何であれ、解決できないものはない。
プラトン(哲学者/古代ギリシャ)
やる気のあるあなたへオススメする、努力を始める前にひと工夫。
夢中になることで効率よく成長する方法があります。