「話す・書く・考える」について普段の生活の中で苦労した経験がいくつもあるかと思います。
皆さんは3つの中でどれに苦手意識を持っているでしょうか?
実はこれら3つの力は「論理的思考」を鍛えることですべてに強くなれます。
今回の記事タイトルにもあるロジカルシンキングとはまさに論理的思考を意味しています。
そこで、本記事ではロジカルシンキングの力を鍛えるバイブル2冊を紹介します。
内容を一度ですべて理解することは難しいかもしれませんが、
例題が多く盛り込まれた2冊なので、ロジカルシンキングが一体どんなものなのかはわかると思います。
●目次
【第1部】書いたり話したりする前
【第2部】論理的に思考を整理する技術
【第3部】論理的に構成する技術
日々の改善業務(PDCAサイクル)、職場でのプレゼンテーション、資料作成、等々
まさに仕事のほとんどでロジカルシンキングが必須と言っても過言ではないでしょう。
この「ロジカルシンキング」はその入門書としてオススメします。
特にMECE(メーシー)を活かした情報の整理を身につけるとロジカルな人間になれます。
MECE =
ある事柄や概念を、重なりなく、しかも全体として漏れのない部分の集まりで捉えること
Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive
(相互に重なりなく) (漏れがない)
出典 ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル /東洋経済新報社/照屋華子
本書にはMECEにグループ分けする例題が多数紹介されています。
MECEは相手を説得する際など、論理的に説明したい時に使えるテクニックと思ってください。
自分の結論に対するMECEな根拠、もしくはMECEな方法となるような切り口を見つけてグループ分けできると
全体の構造が見やすくなり頭が整理できます。
本を読んで学び、例題をこなしながら無意識に考えれるようになれると
説得力が飛躍的に向上し、色々な場面でロジカルに書ける・話せる・考えれる人になれます。
●目次
【第1部】書く技術
【第2部】考える技術
【第3部】問題解決の技術
【第4部】表現の技術
【第1部】書く技術でまず面白いのが、ミントのピラミッド・プリンシプルの原理です。
「考えをピラミッド型に構成する」というもので、はじめは慣れるまでに時間がかかり身にならないかもしれませんが、
使っていくうちに無意識でピラミッドをイメージできるようになると今までと比較して段違いに思考が深くなります。
これを考えるようになった後に、A3の資料を書く速度が格段に上がりました(1枚/半日)。
頭を整理するという手段でとても使えるテクニックだと思うのでぜひ読んでみてください。