xlwingsはPythonでExcelをVBA(マクロ)のように操作できるツールの一つです。
VBA(マクロ)を使えばExcelでの作業は自動化できますが、Pythonを普段から使う方にとってはxlwingsを使うことでコーディングの時間短縮・動作の高速化も期待できます。
今回はインストールから、簡単な使用例について紹介していきます。
コマンドプロンプトまたはjupyternotebook上で以下のコマンドを実行します。
pip install xlwings
コマンドプロンプトでPythonが入っているフォルダ(例:・・・/anaconda3/Python3.8)
までいき以下のコマンドを実行します。
xlwings addin install
実際にExcelを開いてみるとツールバーにxlwingsが表示されています。
2点制約があるので注意!
・pyファイルとExcelファイルは同じ階層に置く
・pyファイルとExcelファイル名は同じにする
Book.pyファイルを作成し、中身は以下のコードとします。
A1セルに現在時間を表示するプログラムです。
import xlwings as xw
import datetime
def main():
xw.Range("A1").value = datetime.datetime.now()
実行は左上のRunボタンを押すだけです。
ちゃんと表示されました。
for文を使った繰り返し動作でもサクサク動きました。
以上で紹介は終わりです。
他にもPythonでExcelを操作する方法としてOpenPyXLがあります。