趣味でコーヒーを始めて見てはいかがでしょうか。
本記事ではコーヒーの焙煎から抽出までを紹介します。
焙煎には自宅で使えるカルディコーヒーロースターを使います。
今からコーヒーを始めようと考えている方の手助けになれば幸いです。
まずは私が自家焙煎を始めた理由から紹介します。
少しでも興味を持った方にはまずは始めてみる事をオススメします。
・コーヒーの味を決めるのは生豆・焙煎が8割だから
自家焙煎の専門店・カフェ等で生豆を購入するのもいいですが,価格で言えばネットショップがお得です。
自家焙煎の専門店で焙煎豆を購入するのもいいですが、購入した豆がいつ焙煎されたのかどんな豆がブレンドされているのか分かりません。
その点、自分で焙煎をすると好きな豆を好きなようにブレンドして自分好みの味に挑戦することができます。
自家焙煎と聞くと難しいイメージがあるかも知れませんが、始めて見ると案外形になるものです。
喫茶店レベルの味を再現するのは大変ですが、自分で焙った豆で挽きたて・淹れたてのコーヒーを作るのは楽しいですよ。
それでは紹介します。
生豆の準備
今回はWorld Beans shopさんで購入した、コロンビア エメラルドマウンテンを100g焙煎します。
目についた欠点豆を取り除き、ハリオの計量器で生豆が100gになるように準備します。
生豆の水洗い
次に豆を洗います。
※豆の洗浄については一手間増えるためやる・やらない両論ありますが、
私は汚れや農薬を落とすだけでなく、出来上がりと後片付けの面を考え洗うようにしています。
生豆の表面の薄い皮(チャフ)を水洗いにより取り除くことで、煙の発生が少なくなり味がスッキリすることと、
焙煎中にチャフが飛び出さなくなるので片付けが楽になります♪
豆を洗う時に混ぜる器具を使うと手を汚さずに簡単に洗えます。
豆の量が多いと重さで上手く回らなくなるので、その時はザルを使って手で混ぜます。
生豆の乾燥
誰の真似でもなく勝手にやっていますがドライヤーで乾かすと短時間で乾きます。
一般的には自然乾燥かフライパンで炙るといったところでしょうか?
焙煎準備
写真がカルディコーヒーロースターを加熱中の写真です。
コンロに火をつけて炉内の雰囲気温度(メモリの温度)が250℃になるまで加熱します。
カルディコーヒーロースターに付属の温度計はバイメタルと言われる素材を使用しており、
どうしても温度変化に対して応答が遅くなってしまいます。
なので私はカルディコーヒーロースターの温度計と熱電対を使用したデータロガーの2種類の温度計を使用して焙煎しています。
データロガーは温度履歴をデータとして保存できるので便利ですよ。
カルディコーヒーロースターやデータロガーについて興味を持って頂けたら、
下記記事に詳細が書いてあるので読んでみてください。
私が購入したのはモータ付属で自動回転してくれる機種です。
焙煎中は温度に注意するだけで良く、とても楽でオススメです!
焙煎開始〜煎り止めまで(中深煎り目標)
温度が250℃に到達したらいよいよ生豆を投入します♪
写真は投入時・焙煎途中(1ハゼ開始時)・出来上がりの様子です。
まず豆を投入すると温度は一気に150℃ほどまで下がります。
その後、温度を上げながらバチバチと豆が弾けるまで待ちます。
今回は中深煎りを目指したので2回目に豆が弾けだした直後に煎り止めました。
(1ハゼ目は焙煎し始め8分後、炉内の雰囲気温度が220℃になったところ)
1. 弱火でスタートして徐々に上げていくが250℃以内に抑える
2. 15分以内で焙煎する事を意識する
3. 煎りやめは早めに判断する(冷却完了まで時間がかかり、焙煎が進んでしまう)
※今回は目的の焙煎度を目指すための温度調整方法については紹介しません
焙煎に関して勉強したくなった方はこちらの記事もどうぞ。
煎りたての豆で抽出・試飲♪
煎りたての豆をグラインダーで粉末にし、早速抽出してみました。
焙煎後、ガスが抜けるまで2〜3日置くのがオススメと良く聞きますが、
今回はその日の内に抽出しました。
2. 粉が湯を吸って炭酸ガスが抜けて膨らむまで30秒ほど蒸らす
3. 抽出時間は2分30秒〜3分(これより短いと、挽き目が粗すぎる、長いと細かすぎる)
左は蒸らした時の写真ですが、焙煎直後でもとても膨らみます♪
市販の豆ではなかなか体感できない(経年劣化のため膨らまない)ので至福の時間です。
味は甘みとコクが特徴的で、スッキリした味わいでチョコレートと相性バッチリ、最高でした!
今回は以上です。
それではまた♪