Python

【tqdmで進捗の見える化】計算状況をバーで表示する

Excelファイルを読み込みfor文を使って数式を書き込んでいく場合や画像ファイルを読み込んでトリミングをするなどの計算時間がかかる重い処理を実行する時に便利なtqdmの紹介です。

上記のような場合、実行動作をした直後にパソコンがフリーズしたように止まってしまい、処理がいつ終わるのか分からず不安になることがあります。

今回紹介するtqdmは、実行した処理の進捗状況をプログレスバーとして表示するためのパッケージです。

インストール方法

たった一行で完了です。

pip install tqdm

一番簡単な使い方例

from tqdm import tqdm
import time

for i in tqdm(range(10)):
    time.sleep(1)

Jupyter notebookで使えるオシャレなプログレスバー

import time
from tqdm import tqdm_notebook as tqdm

for i in tqdm(range(10)):
    time.sleep(1)

タイトル(内容)も追加できる

import time
from tqdm import tqdm_notebook as tqdm

test = tqdm(["top", "middle", "end"])
for i in test:
    test .set_description("Processing %s" % i)
    time.sleep(1)

enumerateを使った場合の例

enumerateを使う場合は注意が必要です。

enumerate(tqdm(●●))とする必要があります。

for i,j in enumerate(tqdm(range(100))):
    time.sleep(1)
Mickey@コーヒー好きエンジニア

【製造業×プログラミング×AI】Python/VBAを活用した業務改善、Streamlit/Plotlyを活用したWebアプリ開発について初心者向けに発信中|趣味は自家焙煎コーヒー作り|noteでは焙煎理論を発信|ココナラではプログラミングに関する相談,就職/転職やコーヒーに関する相談などのサービスをやっています

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Tags: Python