本記事ではPythonにおけるリストの内包表記を使った例についてまとめたものです。
Pythonでデータ分析やグラフでデータを可視化する上で内容表記を知っておくと複数繰り返しが必要な表現(ループ処理と呼ばれる)がシンプルに記述できます。
必須のスキルですが、調べれば分かる内容なので暗記して覚える必要はありません。
リスト内でfor文やif文が使えるんだなぁくらいが頭に入っていれば検索で例文は調べられるので、一通りを知っておく程度の感覚で良いと思います。
test_A=[1,2,3,4]
このように、連番で数字を書き並べてもプログラムとしては動くので不正解では無いですが、
これをひと工夫してスマートに記述する事が「リストの内包表記」です。
test_B=[i+1 for i in range(4)]
このようにfor文を使うと結果はtest_Aの時と同じになる中身を作成できます。
今回は中身が4つの例だったので書く量としてはfor文を使った方が長くなっていますが、数10個になると書くのに苦労し、数100個となると書ききれません。
なので、いつ大量データを扱ってもいいように普段から積極的に内包表記を使っていきましょう。
test_C=[i+1 for i in range(4) if i%2==0]
if文も使う事ができるので覚えておきましょう。
上の例では、先ほどまでと同様なリスト内容から奇数の数字のみがリスト化されます。
i%2==0は iを2で割った値の余りが0になるので偶数を意味します。
ただし、i+1を表示しているので出力は奇数となります。
以上で紹介は終わりです。
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それではまた!